間違いなく今までのネオニコチノイド系(農薬)の防腐防蟻処理より、よいと思うのがホウ酸による処理です。
農薬と違って揮発しないので、効果が半永久的な上、人体無害です。
デメリットはコストですが、元々が安い工事な上、5年毎の処理が不要になるので、長い目で見るとコストは安いといえます。
約1ヶ月前の三木町の平屋のお家の現場です。
ホウ酸の全構造体処理を終えた後です。
見てもよくわかりませんが、拡大すると・・・・
↑この垂れているのがホウ酸処理の跡です。
基本は基礎から1m+玄関と浴室は天井までの標準処理を行っています。
このお家では木部のほぼすべてをホウ酸処理する「全構造体処理」をご採用いただきました。
確かにコストは高くなるのですが、ホウ酸を吹く量からすると割安です。
ホウ酸はシロアリだけではなくカビや木材腐朽菌に対しても効果があるので、土台から屋根の下まで処理されていることは、とても安心感があります。
特にアメリカカンザイシロアリのように飛んでくるシロアリに効果的です。
また、後からは出来ない工事になります。
(本当は創エネより前にするべきなのかもしれませんね)
間違いなく経年劣化に対して安心感が増します。
標準にしたいくらいなのですが、相対的に考えると個人的な趣向が強いところなのかもしれません。
地味ですが「全構造体処理」強くオススメです。