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その間にも現場は進んでおり、善通寺市のパッシブハウス基準超えの性能のお家の気密測定が行われ、とても良好な結果を得られした!
加圧時 C値=0.18c㎡/㎡
減圧時 C値=0.24c㎡/㎡
面積は約100㎡なので、お家全体で20c㎡の隙間しかないコトになります。
大体5センチ×5センチの隙間ですね。
隙間はほぼ可動部分があるサッシの隙間だけだと思います。
気密処理の写真↓
気密はこのシートで行っています。
ベーパーバリヤ=気密シートと言います。
パネルや現場発泡ウレタンで気密をとっているのではなく、大工さんがシートを張って気密をとっています!
とても技術力が求められる施工方法です。
水蒸気を通す断熱材(繊維系等(グラスウール、ロックウール、セルロースファイバー等))では、ベーパーバリヤを貼らないと熱が逃げるだけではなく、壁の中の結露を起こしてしまいます。
通常の気密シートは冬はいいのですが、四国では夏場に逆転結露現象を引き起こす可能性があります。
ザバーン等の調湿気密シートは壁の中の湿度が上昇するとタイベック並みの透湿性ができ、エアコンで湿度の低い室内に水蒸気を流すことが出来ます。
これを貼ると耐久性に関してとても安心です。
なお、パッシブハウスの基準では気密性能も定められています。
50パスカル時の加圧・減圧時の漏気回数が0.6回以下(C値換算約0.2c㎡/㎡以下)の超高気密が求められます。