先日、検討中のお客さまからで、断熱性能をあげた場合冷暖房費がどれくらい変わるのか知りたいとのリクエストがあったので、ご希望の平屋で一緒に仕様を変更しながら試算してみました。
本当に的を得た質問を頂き、お客さまの家造りへの考えの真剣さに驚嘆しました!
マイホームは住宅ローンで購入することが一般的です。
ということは、住宅取得ってランニングコスト(光熱費を含んだ生活費+月々の支払い)を検討するのが大事なことがわかりますよね。
建築費(イニシャルコスト)を気にすることが多いと思います。
いくら坪単価(イニシャル)が安くても性能が悪く冷暖房費が高いと・・・結局高い買い物になり老後に持っている資金が少なくなってしまいます。
その上、快適で健康にもいい!ということになります。
興味深い結果でしたので、ブログにアップしてみました。
計算はもちろんPHPPの日本語版「たてもの燃費ナビ」で、です。
次世代レベル(Q=2.7)だと快適で健康な温度に保つのに月に約7500円必要なのがわかります。
パッシブハウスレベル(Q=1.0以下)だと月に約2000円程度でまかなえます。
単純計算だと年に6.6万円の差。
10年で66万円
住宅ローンの35年で230万の差になります。
実は次世代==>パッシブハウスレベルに断熱性能をあげるのに230万もかかりません!
その上「健康」で「快適」。
もう、断熱性を上げるしかないと思いませんか!