ブログでの紹介は遅くなったのですが、1/16の日経新聞は画期的でした。
内容もさることながら、大手会社等の幹部クラスやインテリ層等に読者をもつ日経新聞が日本の住宅の断熱性能についてふれた記事を掲載したのです。
日本の住宅、なぜ寒いの?
「家は夏をむねとすべし」浸透
低い「燃費性能」我慢続く
という文字が躍ります。
日本人より寒いカナダ人大学生の言葉として
「家の中でも寒いので、冬の生活はカナダより厳しいです」・・・・・
私たちはクライアントに伝え続けてきたことがとうとう日経にも掲載されました。
「冬の寒さによる自宅死亡率」、残念ながら心疾患と脳血管疾患でわが四国はワースト一位とです。
我慢し切れなかったかたは・・・
ナンバーワンはダントツ家の中が日本一暖かい北海道。
専門家や業界人の言葉です。
近畿大学教授 岩前篤さん
「家全体を冬住暖める欧米と、コタツなどで暖を取る日本の違いのほか、寒さは我慢するしかないと思っている人が多いのです。」
「健康に対する寒さの影響は大きく、室内の低温は万病の元です」
住宅技術評論家 南雄三さん
「日本の家の暖房は省エネ以前の段階です。もっと暖めたほうがいい」
エネルギーパス協会代表理事 今泉太爾さん
「暖房費が多いドイツは省エネのため、新築住宅に対する断熱の義務基準を段階的に強化し、日本の基準との差が広がっています」
「車を購入する差異には燃費性能を重視するように、家も燃費を考慮して選ぶのです。」
東大旬教授 前真之さん
「アフリカで進化した人間は暑さより寒さに弱い。家はまず冬を旨とすべきです」
慶応大学教授 伊香賀俊治さん
「健康のため、冬暖かい家は世界の常識です」
石川組(低燃費住宅)社長 石川義和さん
「冬に暖かいだけではなく、結露に伴うカビやダニ、アレルギー症状の解消など健康面に期待するお客様が多く、消費税率引き上げ後も受注は好調です」
上は「宇多津・常小春の家」の無暖房状態のサーモ写真ですがこういう暖かい家を作り続けるように、努力していきます。