12/6(金)に日本ERIと日本エネルギーパス協会主催の「エネルギーパス第三者認証サービス記念セミナー」に参加してきました。
「エネルギーパス」とは、ドイツで義務化されている建物の燃費の表示制度です。
日本でもエアコンや冷蔵庫で省エネ度が表示されていますが、それの建物版といったところです。
ドイツでは、エネルギーパスがないと建物を建築することはできませんし、不動産として売買することができません。
EU圏では、ドイツのエネルギーパスを筆頭に建物の燃費の表示が義務化されており、消費者が住宅を購入や賃貸を契約する際の大事な判断基準となっています。
弊社が推奨しているパッシブハウス基準のお家だと、最高等級のA1クラスとなるわけです。
今回、日本エネルギーパス協会の計算ソフトを使って各々計算したものを、民間確認検査機関である日本ERIが第三者認証することになったという内容でした。
私どもも、パッシブハウスの計算ツール=PHPPの日本語版「建物燃費ナビ」を使用して、建物の省エネ度や燃費(光熱費等)を計算しておりますが、今回のERIやエネルギーパス協会の動きもとてもいい方向だと思いました。
現在では、省エネ等級4=次世代省エネ基準のお家が住宅エコポイントのおかげでようやく50%になりました。
早期の住宅の省エネ基準の義務化が望まれます。